about ラディアンス

しかし、催眠療法は「催眠」をかける人、受ける人と1対1で行う必要があります。ソニー製品は、1対多数。ソニーが世界に先駆けて出したトランジスタラジオ、トランジスタテレビ、ウォークマン等は、放送局やアーティスト等、1人の情報発信者から多くの視聴者に情報を伝えています。

そこで、催眠の1対多数版として、「瞑想」の研究を始めました。様々な瞑想法を実際に試していき、「ライトボディの覚醒化」の瞑想が、現代人に最適だと言うことが分かりました。多くのボランティアに対して、瞑想指導をしていくと、私1人で、一度に多くの人に同じイメージをしてもらう瞑想誘導が可能になりました。

さらに、研究を進めていくと、「ヒーリング」という意識の力で直接的に病気を治す方法があることを知り、ヒーリングの研究を進めていきました。 井深氏の所にも、中国からの高名な気功師が来たときに同席することが出来ました。

【科学的研究の必要性】

代替療法の学会に出たところ、人間の身体から電磁波が出ていて、ヒーリングをしているときとそうでないときの、電磁波の波形が変化することを、産業技術総合研究所の研究者が発表していました。後に、国立天文台野辺山の宇宙電波観測所に行ったところ、太陽から発せられているのと同じような周波数の電磁波が人の身体からも出ていることを容易に理解できる来場者用の実験装置がありました。

「人間の身体からも電磁波」が、ソニー(株)は電磁波の研究は得意です。それならと言うことで、研究の準備をしていたところ、井深氏が他界し、他の取締役達には医療機器の研究の有用性が伝わらず、ソニー(株)内で医療機器の研究が出来なくなり、医療機器関連の研究所も、そして、生命情報研究所も無くなってしまいました。

その後私は、ソニー(株)中央研究所で脳の3次元空間の認知の研究をする傍ら、催眠と瞑想の研究を続けていました。 この頃、脳科学者の茂木健一郎氏も既にソニー社員になる頃で、中央研究所の所長から共に研究活動をしてみたらとの誘いがありましたが、当時私は知識不足で、彼の事を全く知らず断りましたが、今から考えてみるととても惜しいことをしたと思っています。

研究の当初から、電気通信大学名誉教授で「気」の研究で有名な佐々木茂美先生から、「通常の研究では、研究者は第三者として、実験を見守らないとフェアーな実験結果は得られないが、意識の研究の場合は実際に意識の世界の実体験を多くしておかなければならない。」とアドバイスされ、催眠の研究時には、催眠療法を自分で行い、瞑想の研究時には瞑想を実践し、ヒーリングの研究の時には、ヒーリングの実践をし、さらに、瞑想、催眠、ヒーリングの教育もするようになっていきました。

ヒーリングの勉強をしているときに、中島勇一氏と共に同じヒーリングセミナーに参加していました。皆から「ゆうちゃん」と呼ばれていて人なつっこい感じがしました。彼からヒーリングセミナーのカセットを貸してもらいました。彼は私より年齢は一年上ですが、催眠歴は私の方がずっと長いのです。

【ラディアンス創設】

ソニー社員のボランティアに対して、催眠療法の施療や、瞑想法の指導をしているときに、仕事上の「出世頭ほど心が病んでいる」事が分かり、ソニーの将来が不安になりました。

さらに、社外のボランティアに対して催眠療法の施療や、瞑想法の指導をしていると、会社の経営者やリーダー、精神科医等の医師、学校の先生等の「社会の指導者やその子供達」も、他の人と同様に病んでいる事が分かり、日本の将来が不安になりました。

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