シアワセ習慣と不幸グセ
【意識の仕組み】「人生」と言う言葉を聞いたとき、
「辛く厳しい道のり、早く終わりたい」とイメージする人もいれば、
「楽しくバラ色、長生きしたい」とイメージする人もいます。「両親」という言葉を聞いたとき、
「これまで育ててくれて有り難う、心から親孝行したいという感謝の気持ち」を持つ人もいれば、
「鬼みたいな両親だった、さっさと就職して家を出てしまいたい」と思う人もいます。
あなたはどちらですか?上記のように私達の潜在意識の中には、様々なシアワセ習慣と、不幸グセと言う考え方のクセがあります。この考え方のクセは、
お母さんのお腹の中にいるときから形成され続け、
性格の核の部分は3歳まで、
性格の基礎は小学校卒業くらいまでにできあがります。
そして、年月を追う毎に、定着していきます。
昔の人は、「三つ子の魂百まで」とこのことを表しています。【意識の図】
私達の潜在意識は、図のように「統合膜」に守られているので、自分自身を保っていられます。この統合膜が無いと、何か事件が起こる度に、私達の人格がどんどん変化していって、自分が誰だか分からなくなってしまうという、とても恐ろしいことが起きてしまいます。
しかし、この統合膜があまりにも堅固なために、顕在意識から潜在意識の中を覗いたり、潜在意識の内容を変化させたりすることは出来ません。
ですから、これまであなたが幾ら努力しても、大枚をはたいて自己啓発セミナーに出ても、自分の性格や、考え方のクセを変えることは出来なかったのです。
しかし、催眠や瞑想の時の意識状態の「変性意識状態」になるとこの統合膜の力が弱まり、潜在意識の内容を探り、変化させることが出来るようなります。
但し、一瞬で変えることは不可能です。
世の中で、一瞬で変えることを謳い文句にしていたり、テレビの番組や本等での記事で宣伝していても、それらは、「目立ちたがり屋さん達の戯言」です。テレビの手品のショーが種も仕掛けもある見せ物のと同じように、テレビの催眠ショーも種も仕掛けもある作り事なのです。
もし、催眠で人の心を一瞬で替えることが出来たら、世の中の政治家は皆、催眠療法士になっている事でしょう。
私達はマスコミや国家、有名企業、および国家資格を持った人を過大視する悪い傾向がありますが、それが間違いだったというのは、昨今の新聞記事で明白ですね。
何が本物かを見つけることはとても大変ですが、とても大切なことです。
【シアワセへの扉1 催眠療法】
催眠療法を受けると、私達が自分の意識を守るために固く閉ざしていた石の扉を砕き、開ける事が出来ます。さらに、石の扉を、開けやすくても堅固な鉄の扉に替えることが出来るのです。
そうすると、しっかりと自分の潜在意識を守り、必要なときにはスムーズに開け閉めできる様な扉になるのです。すると、「自分の性格や行動のパターン」を知ることが出来るのです。
催眠療法を受けた後は、自己催眠をすることによって、自宅でも、鉄の扉を上手に開け閉めして、潜在意識の内容を探り続け、変化させ続けることが出来るようになります。
催眠療法と、その後の自己催眠をすることによって、自分自身をよく知り、ワンランク上のなりたい自分になれるのです。
【シアワセへの扉2 瞑想法】
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