NHK 生活ホットモーニングの記事

シリーズ 今を生きる という、NHKの特集の中で、うつ病による自殺を取り上げていました。

うつ病患者は、今は300万人だそうです。日本人の人口を1億人とすると34人に1人がうつ病。小学校や中学校のクラスメイトのうち1人はうつ病と言うことです。

自殺者の数は、年間3万人。でも、その70%が事前のSOS信号を発しているのですが、普通の人には気づけません。

学生時代の同窓会や同期会を開催すると、幼なじみの○○さんがが来てないねぇ。どうしたんだろうって聞くと、「ああ、あの人はうつ病にかかって、自殺したそうだよ」なんて、答えが返ってきます。

私の場合、同窓会と同期会の幹事をやったので、それに出席していた中学時代の友達がうつ病で亡くなったと、その方の家族の方から知らせが来て、ショックでした。

番組の中では、サラリーマンをやっていた方が、念願の企業をしたのだけれども、事業が思うようにいかず、眠れなくなり、市販の睡眠薬を飲んだが、改善せず、病院へ。しかし、病院の待ち時間は3時間~半日ととても長く、病院の薬を飲んでも悪化の一途。

本人が、「もう仕事を辞めるよ」と言う言葉に,家族も、主治医の先生も安堵したのもつかの間、自殺をしてしまった。そうです。

改良はされていますが、薬は、人の感受性を極度に落として、ストレスを感じにくくすることによって、頭を休める事により、傷ついた神経細胞を回復させます。しかし、薬は長年飲んでも、その人の、ストレスの原因を亡くしてくれるわけではありません。

そうです、理不尽な世界が続くだけです。

薬を飲むと、ただ、ボーッとするだけなんですね。すると、仕事も家事も満足にできなくなります。身体から、意識の力すーっと消えていくのです。

でも、これにより、ストレスによって傷ついた神経細胞破壊服をしていくはずなのですが、薬を飲むことによって、ボーッとしてしまって、何もできなくなるというストレスが新たに発生します。

そこで、人は薬を飲むのを止めてしまうのです。 すると、薬がたくさんたまってきます。そこで、人生をはかなんだうつ病患者は、死んでしまおうと、薬を大量に服用して、自殺をするのです。

薬は、病院では2ヶ月分くらい処方してくれます。最低60錠。 院外処方だと3ヶ月、最低90錠となります。飲み残しを入れると、100錠は軽く超し、うつ病の人は、それらをまとめて飲んで、自殺しようとしてしまうんだそうです。

精神科医が考えていることは、薬で、神経細胞を休めましょう。

患者が考えていることは、薬なんだから、飲めばうつ病が治る。

なのです。

しかし、実際は、飲んでも治らず、ただボーッとして、日常生活に支障を来す。

精神科医が、効果と考えているものを、患者は辛い副作用と感じてしまうのです。

現代、精神科の仕組み自体がおかしいのです。

そして、精神科の先生になる人の殆どが、自分が心が病んでいるから、きっと、精神科医になれば、自分の心の病も良くなるだろうと思って、精神科医になるのです。

何だかとっても違う気がするでしょう。

 

 

ゲストが、アグネス・チャン。

アグネスが留学していたカナダでは、食べ物の好き嫌いに悩むと、直ぐにカウンセリング。

仕事で困ったら、直ぐにカウンセリング。恋人とうまく行かなかったら、カウンセリング。

人間は弱いので、困ったら、人に相談するのが当たり前なんだそうです。

日本だと、そんなことで人に頼るなんてという思いが浮かびますが、カナダでは人に頼るのは悪い事じゃないんだそうです。

精神科の治療の3本柱が

1,直接話し合う

2,薬を使う

3,環境調整

だそうです。

しかし、一番重要な「直接話し合う」は、病院に行っても1人5分間診療が横行して、医者と話し合うことはできません。

精神科医の絶対数が不足しているのだそうです。本当は人は、しゃべると気持ちが楽になるのですが聞いてくれる人がいないのです。

薬も、症状を抑えるだけで、原因解決はできません。

生活環境を整えることも、専門家が、その人の家に行ったり、お互いに相談したりしたくても、病院関係の職員人数は、大幅に不足していて、実施不可能。

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