脳の発達と性格形成

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「瞑想と退行催眠」 74号

                2010年 3月13日発行

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ラディアンスのメールマガジンを発行しました。

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 まだまだ寒暖の差が激しいですが、桜が楽しみの新年度が始まり

ます。

 お正月で、心機一転頑張ろうと気合いを入れましたが、ここで

再度入れられるというのは、嬉しいですね?

 さあ、ラディアンスも新年度に相応しいプログラムが始まります。

それらは、ilm02_aa01015

1,自己催眠セミナー

2,ライトボディの覚醒化の瞑想セミナー

3,アドバンスセミナー 「自己発光」

4,磁石のように惹き付ける瞑想セミナー

5,催眠療法

です。トピックスのあとに記載しています。

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◆今回のトピックス「脳の発達と性格形成」

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私達の基本的な性格は、お母さんのお腹の中にいる頃に形成され

始め、3歳になるまでには性格の核の部分ができあがり、それを中

心として発達し、小学校を卒業する頃に完成します。そして、その

後は、一生変化しないと言われています。

 この様子を脳の成長の様子から見ていきましょう。

【脳の成長の仕組み】

 私達の脳細胞の数は、約140億個で、生まれたときも同じくら

い有ります。しかし、脳細胞の配線が未完成です。きちんと配線さ

れていないと機能しません。ilm08_bc01009

 このことは、今の時代で言えば、パソコンがあってもインターネ

ットに繋がっていないと役に立たないと言うことにも似ています。

脳細胞間の配線は、少しずつ行われていき、3歳くらいまでには

大脳の配線の基礎工事が行われます。

 そして、次第に配線が複雑になり、3歳では、様々な知覚や判断

が可能になり、自分で考え、自己主張をし、自主的に行動し始めま

す。

 5歳以降になると、思考・意志・感情を司る部分が発達し、善悪

の判断や様々な創造が可能となります。

 前頭葉で時間を認識し、未来を指向できるように配線されていく

のが10歳以降です。

 人間の考えや行動の一貫性、物事の順序に関する感覚が生まれ、

一貫した自己像の自覚が発達してくるのが小学校を卒業するくらい

です。

【人生の諸問題の発生原因】

 生まれたばかりの赤ちゃんの脳の重さは、約400グラム。6ヶ

月で生まれたときの重さの2倍になり、7~8歳で大人の脳の重さ

の90%に達し、20歳でほぼ完成します。

 このように、急速に発達し、様々な知識や経験を吸収し発達して

いく脳ですが、3歳までは、人間としての脳の働きは十分ではない

ので、自分の周りの状況や出来事を無条件に受け入れてしまうので

す。

特に母親を模倣します。母親からの愛情をおっぱいや肌の温もり

を通してくみとり、人間や人生に対する基本的な信頼や不信が植え

付けられます

ネズミで行った実験では、生まれてから約4ヶ月間、親や群れか

ら離して、個別に飼育したあとに群れに戻すと、他のネズミとの争

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