「1日たった10分の作業で、幸福感に満たされる科学的方法」■「瞑想と催眠療法」■285号
■「瞑想と催眠療法」■285号
「1日たった10分の作業で、幸福感に満たされる科学的方法」
2013年5月11日発行
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連にメールを送って頂いた方や、
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て頂いております。◎
ラディアンスのメールマガジンの280号
「超常現象を気持ち良く科学する」
で紹介しました、リチャード・ワイズマン
博士の本に
「その科学が成功を決める」
が有ります。
この本には、多くの研究論文を集め、科学
的に裏付けされた成功法則が書かれていま
す。
今回、メルマガの題名のように、「1日た
った10分の作業を5日間続けることで、幸
福感に満たされる科学的方法」を順番に紹
介しましょう。
具体的な方法は月曜日から配信します。
先ずは、解説から。
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■感謝を表す
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幸福感を高めるための大事なポイントの1
つ目が感謝を表すことです。
心理学者のエドモンズ氏とマカラック氏は、
人が自分の日常に存在する良いものを、改
めて意識したときの効果を調べました。
二人は参加者を3グループに分け、
週一回、次のような項目で、短く書き出し
てもらったそうです。
第1グループには、自分が感謝することを
5つ。
第2グループには、自分にとって嫌なこと
を5つ。
第3グループには、その週に起きたことを
5つ。
「感謝」グループは、夏の夕日を見たこと
から友達の親切までを走り書きしました。
「嫌なこと」グループは税金のことから、
子供同士の喧嘩までを書き出しました。
「出来事」グループは、朝食の用意から、
車での出勤等について、細かく書き出しま
した。
「嫌なこと」「出来事」グループの人達に
比べて、「感謝」グループの人達の方が幸
福感が強く、将来に対して楽観的で、健康
状態も良かったと言う結果が出ました。
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■理想的な未来を書き出す
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サザン・メジスト大学のローラ・キングさ
んが行った有名な実験です。
幸せを目指して文章を書く場合、感謝の気
持ち以外にも書くことは数多くあります。
自分が思い描く理想像もその1つです。
キング氏は参加者の第1グループには、
自分の理想的未来を書き出すように依頼し
ました。
あくまで現実から飛躍する事無く、全てが
最高に上手くいって目標が達成された場面
を想像してもらいました。
第2のグループには、
自分が悪夢のような体験をしたと想像して
書いてもらいました。
第3のグループには、
単に翌日の計画を書き出すように頼みまし
た。
結果を見ると、自分の理想的未来を書いた
第1グループの人は、他の2グループより
遙かに幸福感が高かったそうです。
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■5日間で幸せに満たされる
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