零戦 栄光と悲劇の航跡4
と言うわけで、日本の敗戦です。
長引けば負けると分かっていた。
奇跡を期待して、戦争を始めるなんてのは無謀そのものです。
それでも、戦争を始める。日本人の行動には、この思想が染みついています。
私も若い頃は、何も分かっていませんでした。しかし、半世紀も生きてくると、相変わらず何も分からないながらも、少しの光明が差してきます。
戦争程ばからしいモノはない と言うことです。
戦争に勝って本当に嬉しいのは、ごく一部の人達だけ。
その人達の、欲望を満たす手段が戦争。
しかし、勝算は見えていない。
どんなことがあっても、始めてはならないのが戦争です。
でも、戦国時代、明治維新、第一次、第二次世界大戦の頃は、戦争を賛美していました。
そう言う教育をしていました。「お国のためなら死ぬのが潔い」一番危ない思想ですよね。
「坂の上の雲」という番組でも、そんな思想の日本を感じましたし、靖国神社の「遊就館」内でも、感じました。
富める人のための戦争です。一般国民には悪いことだらけで、良いことなど何もありません。
人を武器、すなわち道具と考えている人達が多すぎます。
「戦略」と言う言葉、「企業戦士」という言葉、何かというと「戦術」という言葉を使います。
「戦」 無条件で止める時代が来ていると思います。
戦争程悲惨なモノはありません。何があっても回避しましょう。
1人1人の心が重要です。1人でも、回避に躊躇したら、世の中を牛耳る人達に、人生を翻弄されてしまうだけです。
早く、気がつきましょう。そのためには、瞑想や催眠が最も役立ちます。