「催眠療法は、とても素晴らしいですよ」■「瞑想と催眠療法」■２９７号
■「瞑想と催眠療法」■２９７号
「催眠療法は、とても素晴らしいですよ」
2013年6月9日発行
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今回は催眠療法についてです。
受けると、とても良いことが起こります。
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■前世は有るのか？
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いきなり前世の話です。
ユング心理学を日本に紹介した京都大学の
名誉教授の河合隼雄氏によると、
「私たちの潜在意識の中には様々な人格が
有り、催眠状態になるとそれらが表出する。
現在の人格を表出させるのが年齢退行療法
で、他の人格を表出させるのが前世療法で
ある。」 なのです。
前回のメルマガでは、私たちの性格のデー
ターが潜在意識の中に格納されていると説
明しました。
性格のデーターを更に探って行くと、上記
のように、様々な人格のデーターの集合体
となるのは、心理学の世界では明白です。
催眠療法の年齢退行療法をすると、今の自
分の意識がはっきり有りながら、子供の自
分になりきって、両親や友人達との関わり
合い等、自分の子供の頃の様子をありあり
と再体験することができます。
更に、その当時にできた心の傷を癒やせます。
前世療法をすると、同様に、今の自分の意
識がはっきり有りながら、前世の自分にな
りきって、前世での家族や知人達との関わ
り合い等を、感じる時代が昔になって、あ
りありと体験できます。
更に、前世での人間関係が、今世にどのよ
うに反映しているかも分かります。
その当時の体験によってできた、心の傷の
現在への影響を癒やせます。
しかし、タイムマシンが発明されていない
現代科学では残念ながら、前世や輪廻転生
が本当にあるか否かは分かっていません。
科学が、前世を解明できるまで進んでいな
いのです。
しかし、前世と称される人格も、私たちの
今の性格を作っている要素の一つなので、
催眠療法でこれらの人格を探って行くこと
はとても大切です。
前世が本当であるか否かの議論は、もっと
科学技術が進んだときにすれば良いのです。
前世という言葉が好きな人は、そのまま、
前世という言葉が気に入らない人は、潜在
意識を探る素晴らしい技法の一つとして、
受けてみて下さい。
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■催眠は受けた後がとても大切
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催眠療法を受けて一瞬にして良い性格にな
ったら、それは良いですね。
でも、残念ながら、催眠は、受けただけで
は思い出にしかなりません。
どんなに感動的な映画やお芝居を観ても、
どんなに自己啓発セミナーで感銘を受けて
も、劇場や会場を出ればどんどん感情が覚
めて来るのに似ています。
私たちの性格のデーターは、脳細胞間の繋
がりによってできています。
脳細胞の一つ一つからは、数千から数万の
神経繊維が伸びて、他の脳細胞と繋がって
います。
髄鞘化
催眠療法を受けると、脳細胞間の新たな繋
がりができるのですが、その繋がりの様子
は、裸電線での繋がりに例えることができ
ます。
裸電線ですから、漏電や混線が起きてしま
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