結婚
お兄ちゃんだから、お姉ちゃんだからということで、様々な我慢を強いられる状態を子供はどう理解しているでしょうか?
反対に、二男、三男、女子であると言うことで、「長男でないので蔑視される」ことをどう感じているでしょうか?
お父さんお母さんが、共稼ぎ。生後一ヶ月で、保育園に預けられる子供の心細さをどう感じますか?
心が不安定な父に、直ぐにカッとなる母親に、育てられた子が、世の中をどう理解するでしょうか?
子供の自分より遙かに年上のお父さんや、お母さん。
何でもできて羨ましいと思っているのに、子供である自分をまともに育てられない、お父さんやお母さんをどう感じるでしょうか?
自分と同い年の子供達の面倒を夜遅くまで見ているのに、子供である自分を放ったらにしているとしたら、子供はどう感じるでしょうか?
社会の正義を守る警察官のお父さん。
でも、世間の体裁を保つために、自分の家の醜態を、あなたのお父さんは警察官なんだから誰にも言ってはいけないと、釘を刺されたお子さんの重圧は、どれだけ苦しいものでしょうか?
等々、これらは、子供達の心の叫びの一部です。
残念ながら、私達は、子供の頃に父親不在だと
男性は、成長して結婚し、子供を作っても、子供にどう接したらいいか分かりません。また、父親=大きな力 と感じ、会社や社会に対して嫌悪感を持ち、過剰な反抗を繰り返します。
女性は、父親のような人に安心感を持ち、同世代の男性とは結婚できず、既婚男性と不倫を繰り返します。
また、夜の世界で、父親のような男性が自分を守ってくれるのを快く思ってしまいます。
母親不在だと、
男女ともに、自信を持つことができず、いつもおどおどしてしまいます。それが社会に対する反抗にも繋がります。
特に女性は、母親として、どう子供に接したらよいか分からず、愛情不足の子供が育ちます。
父親が死んでしまったり、離婚をして母子家庭で育つと、
家に物理的にいないのは、父親ですが、母親も働かないと生きていけないので、両親ともいない孤児状態の子供が育ちます。
すると、子供は結婚を諦め、誰も信じられなくなる事が多いのです。
そこで、催眠療法や瞑想法の出番です。
そして、意識を幼児期に戻し、幼児期を再体験するのです。
催眠療法や瞑想法の時の意識状態は、子供の自分と、大人の自分が同居している状態です。
すると子供の頃の両親や社会に対する誤解や、心の傷を大人の意識で捉え直すことができ、自己否定の自分から自己肯定の自分になれるのです。
すると、父として、母としての、自信が戻り、夫婦間の愛情、親子間の愛情が満たされるのです。
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