放送作家が書いた「前世療法」

「前世療法」 セバスチャン・フィツェック著 柏書房を読みました。約450ページの本を6時間かけて一気に楽しみました。

seva

著者は、ドイツ人の放送作家。

誰かが受けた前世療法の話を題材にここまでの小説に仕上げるとは、さすがプロだと唸りました。

映画にして欲しいと思いました。

主人公の中年弁護士は、ニコラス・ケイジが

10才の少年には、

消臭力を歌った外人少年歌手が、(名前が出てきません)浮かんできましたね。

私にもこういう文章が書けたら良いのになって思いました。

私が好んで読むのはノウハウ本。小説は滅多に読みません。

でも、活き活きとした文章表現をするには、ノウハウ本ばかり読んでいては、だめで、小説を読み込まないといけないなと思いましたね。

佐藤富雄さんが言うように、思いっきり遊ぶと、仕事が出来るようになるように。

皆さんも是非どうぞ。

この人の処女作が、精神科医が主人公の話の「治療島」で、ドイツで驚異的ベストセラーになったそうです。

2006年7月、ドイツで発売され、あっという間にアマゾン・ドイツで週間売上1位を獲得するなどベストセラー街道を驀進。

1年後も同ベストセラー・リストに名をとどめる脅威の処女作です。映画化も決定し、すでに16カ国での出版が決まっています(2007年5月末現在)。だそうです。ワクワクです。

***********内容(「BOOK」データベースより)****

ある日のこと、ベルリンの敏腕弁護士である45歳のシュテルンは、ガールフレンドの看護師カリーナから、工場の跡地に呼び出された。

彼女と共に現れた10歳の少年ジーモンは、自分がその場所で15年前に人を殺したのだと話すのだった。一笑に付すシュテルン、しかし地下室からは、彼の証言どおりに白骨死体が発見される。

その前世殺人の証言は、死に至る病に苦しむ孤独なジーモンのために、カリーナが善意で受けさせた前世療法以後始まっていたのだ。

新たな前世殺人を語り始めるジーモン、そしてシュテルンの回りで次々と起こり始める奇怪な出来事、逃げられない渦に巻き込まれる彼らの運命やいかに…

他では味わえない、恐怖と感動のサイコスリラー。

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