人間関係 親子の悩み

人間も動物も、危機的状況の中では、

親は子供を守ろうと必死になります。

しかし、野生の動物が、動物園で飼育されていくと、

外的のストレスから解放され、

豊富なえさを与えられることに慣れてきます。

すると、例えば、AWI031

母ライオンはあまり我が子の面倒を見なくなるそうです。

「自己保存欲が満たされてくると、種族保存本能が衰えてくる」のだそうです。

これは人間にも適応され、インスタントの食品が豊富にあり、

冷蔵庫や洗濯機があり、エアコンも備わって、

自分自身を養うことが楽になつてくると、子を育てることがわずらわしくなつてくるそうです。

生まれてすぐの子猿を、六ヵ月間ひとりぼつちに隔離して育てた後で、

ふつうに育つた子猿の中に入れると、もはや一緒に遊ぼうとしなくなるそうです。

また同じように、六ヵ月以上隔離されたメスの子猿が、成長してから、

オスの猿にムリやり妊娠させられて子どもを産んでも、その子猿を放りなげたり、

自分に近寄らせまいとしたり、中には、子猿をかみ殺してしまう母猿もいたそうです。mm9002135171

両親からの愛情を十分に受けずに、疎外された孤独な環境で育つた人間の場合も、

母親になっても、育児放棄、家庭内暴力を繰り返す等、

上記のライオンや猿と似たような悲しむべきニュースが良く報道されます。

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発行者:催眠館ラディアンス

代表 心理学博士 山崎靖夫

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