催眠についてきちんと理解していない人も、催眠についての本やホームページを書いています。
誰がどの程度催眠について理解しているのかの判断は難しのですが、情報をすべて鵜呑みにするのは危険です。
手品のテレビ番組を見ると我々は、手品だから種も仕掛けもあると言うのを十分理解しています。
「そんなトリックをこんなに上手に出来るなんて凄い!!」と思いながら番組を見ます。
でも、種も仕掛けもあるのに、手品のテレビ番組では、その事実を敢えて報道していません。
催眠のテレビ番組も、手品と同じなんですね。
種も仕掛けもあるのに、催眠のテレビ番組でも、その事実を敢えて報道していません。
実は私も、テレビ局から出演依頼がたくさん来ます。
「石田純一さんを浮気の場面に年齢退行させて、その行為が本気だったのか、そうでなかったのかを、白状させてくださいとか。えなりかずきさんは好き嫌いが激しいので、催眠で嫌いなものを食べさせてください。」とか。
「催眠は、人の心をコントロールできないので、そんなことは不可能です。」と、答えると、テレビ局の人は、「山崎先生、テレビ番組にとって、視聴率が第一なんです。そこをどうにかお願いします。」と言うのです。
「あるある~」 の納豆事件と同じですよね。
そこで、「私は、催眠の真実を視聴者にしっかり伝えるような番組を作りたいのです。」と言う旨をテレビ局の人に伝え、出演を取り消しました。ラディアンスはこれまでに多くのセラピストを輩出してきましたが、ラディアンスを辞めたセラピストが、そのテレビ番組に出てしまいました。
そのテレビ番組を見た人達から、あのテレビ番組に出たセラピストはラディアンス出身の人ですよね、私も催眠療法を受けに行きますので、私の心をコントロールして、思い通りの私にしてください。」という、問い合わせが殺到しました。
「あれは、誤報道です。」と言う対応に大わらわでした。
私は、合気道2段です。ソニー在籍中には、私は合気道部員でした。
合気道というと、か弱い女性が、大柄な男性からの攻撃を抑え、その男性を、合気道の技で、跳ね飛ばしている光景がよく出ます。
その真実は、合気道を始めれば、全くのウソだと、すぐに分かります。
しかし、合気道を知らない人に対して、合気道部へ入りましょうと誘う勧誘広告には、「合気道により、か弱い女性も男性を投げ飛ばせるようになります」と言うような事を書く人がいたのに驚きました。
合気道は、「気を合わせる道」と書きます。合気道の稽古は、技をかける側と、受ける側に役割を分けます。
技をかける側がどのような技をかけるかを、技を受ける側が察知して、或いは、事前に知らされていて、すなわち、気を合わせて、受け身をとります。
そこで、技をかける側が非力な若い女性で、技を受ける方が腕っ節の強そうな大柄だ男性であったとしても、その女性がどんな技をかけてくるかを察知して、或いは、事前に知らされていて、その受け身をとるのです。
つまり、屈強な男性ほど、派手に跳ね飛ばされるような受け身をとり、それを知らない人は、屈強な男性がか弱い女性に跳ね飛ばされたと勘違いします。
合気道を習っても、かなりの高段者にならない限り、非力な女性は非力なままなのが事実です。
世の中には、ホンネとタテマエだらけなのが分かっていただけたと思います。
催眠の真実をお伝えしましょう。
催眠にかからない人は、
・日本語が通じない人
・催眠中に眠ってしまう人
・義務教育を普通科で過ごせないほど集中力に欠けている人
です
上記に、適合していなければ、催眠にはかかります。
催眠にかかるか否かと、幼児期や前世等の催眠をを上手に体験できるか否かは、別問題です。
催眠を上手に体験できない人は
・テレビの催眠ショーの催眠こそが本当の催眠であると頑なに信じている人
・自己否定の激しい人
・セラピストからの指示を守れない人
・精神病の人 です。
ホームページの各部分に、精神病の人は催眠療法には適さないと書いてあります。
催眠を上手に体験できない人は、実は精神病の人なのです。
でも、精神病になっても、本人がそれを自覚しなければ、精神科や心療内科を受診しようと思いません。
しかしながら、そのような人は、少なからず息苦しさを感じます。
とりあえず、通常の仕事をこなせる人は、精神病になっていても軽いので催眠療法が出来ます。
ところが通常の仕事に就けないとか、引きこもりとか、適齢期を遙かに過ぎていて本人に結婚の意思があるのに結婚が出来ないという方は、重篤な精神病なのに本人がそれに気付いていない事が多いのです。
精神病なのに、それに気付いていない人が催眠を受けに来れば、それはうまく催眠を体験できないのは当然です。
こう考えるとうまく理解できます。
牛乳は多くの栄養素を含んでいて、毎日牛乳を飲むのは健康維持に役立ちます。
しかし、何らかの原因で下痢をしているときには、牛乳を飲むと、更に下痢の症状が悪化します。
また、水泳やマラソンは、身体を鍛える基本です。
しかし、足の骨が折れているときに、水泳やマラソンをすると、骨折の症状が悪化します。
精神病の中でも、鬱病は、治る可能性が高い精神病なのと、かかる人が多いので、鬱病患者の闘病精神を高めるために「鬱病は心の風邪」と、表現しています。
しかし、実際は、脳内伝達物質をうまく処理できない、脳の機能障害なんです。
催眠療法は、精神的に健常な方には、大きな効果をもたらします。
しかし、催眠療法は、精神分析療法の流れをくんでいますので、精神分析が適さない精神病の方が受けると、うまくいかないばかりが、かえって症状が悪化する場合があります。
そこで、精神病の方は、精神病が改善して主治医の先生が、催眠療法を受けても大丈夫だという場合に限って受けて下さい。
精神科を受診していない人は、相談する人がいませんので、そのまま催眠療法を受けることになりますが、もし、あなたの悩みが、精神病から来ているものでなければ、全く当然のことのように深い催眠体験ができ、悩みが改善の方向に進みます。
ところが、本来精神科を受診すべき人が、精神科を受診しないで催眠療法を受けた場合は、脳機能が正常ではありませんので、催眠体験も上手に進みません。OSやハードウエアが壊れたパソコンが使い物にならないのと同様です。
催眠療法を行っているところでも、きちんとしたところと、そうでないところがあります。
これを見分けるのはかなり難しいです。
雪印乳業や不二家、 あるある大事典 を報道したテレビ局をはじめ、不祥事を起こした団体はかなりあります。
しかし、それらの団体は、一般人なら信頼に値する団体です。
しかしながら、ラディアンスレベルの催眠療法を行う団体(その質を知るには至難の業ですが)において、催眠療法を受けたときに、もしうまくいかない場合は、催眠療法の特質上、セラピストに原因があることよりも、遙かに催眠を受ける人が精神病であったからと言う場合が、桁外れに多いのです。
ここまで書いてきて、一番訴えたいことは、ラディアンスの催眠療法を受けた場合、通常の意識状態の方が、「私は催眠にかかるのでしょうか」という疑問を持つ必要は一切必要がない、と言うことです。
うまくいかないと感じた方は、精神科を受けるほど、精神状態が悪化していると判断をすべきだと言うことです。
すなわち、催眠の技術は、今や、非常に進歩していて、精神病でない方なら、かかるかかからないかの心配をする必要は一切無いと言うことです。
レストランに行って、健康で好き記嫌いのない人なら、私は、出された料理を食べることが出来るだろうかと、疑問に思う必要はありませんね。
列車事故等のトラウマがない人は、私は、電車に乗って職場に行けるのだろうかと、日頃使う電車に乗る前に悩んだりすることはありません。
つまり、ラディアンスの催眠を受ける人は、通常の生活をしているなら、「催眠にかかるかどうかの心配をする必要は一切ない」 と言うことです。
もし、催眠を受けて満足行く結果が得られない場合は、精神科に行くほど、自分自身の脳が病んでいたのに気付かなかった。
早速、精神科に行かなければならない、と思ってください。
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